沖縄でシュノーケリングを楽しめる、おすすめのポイント情報 「ゴリラチョップ」
個人でシュノーケリングを楽しみたい方に向けて、おすすめのシュノーケリング場所をご紹介いたします。
沖縄県国頭郡本部町崎本部(おきなわけんくにがみぐんもとぶちょうさきもとぶ)にあるシュノーケリングポイントとなります。
ゴリラチョップの大雑把な場所ですが、沖縄本島の北部(本部半島)の西側に瀬底島(せそこじま)という瀬底大橋で渡れる離島がありますが、その瀬底大橋の南1.6kmに位置します。
昔は、国道58号線沿いの駐車スペース6台分くらいのところに車をとめて、そこからビーチに降りてエントリーしており、このビーチに降りた右手にゴリラがチョップしている左横顔のように見える岩があることから、この海エリアがゴリラチョップと呼ばれるようになりました。
正式にはトートーメー石(祈る人の石)と呼びますが、ダイバーが通称でゴリラチョップと呼び、その名称が有名になって今では「ゴリラチョップ」で誰もが知る場所になりました。
昔は何もないところで、海側には人工物などもなかったのですが、北風の強い日でも陸地の陰になっていて海況が安定していることから、ダイバーの間では冬にビーチエントリーするポイントとして親しまれてきました。そして徐々に有名になり、駐車場も狭くてトイレやシャワーなどの設備もなかったことから、150mほど先(北側)に駐車場やトイレやシャワーなどの設備のある建物が作られました。(崎本部緑地公園)
ただ、この建物(崎本部緑地公園)が開いているのが9時から15時30分(季節によって16時)なので、早朝や夕方にダイビングやシュノーケリングをする場合には、今でも国道58号線沿いの駐車スペースを使う人が多いです。
海に人工物が増えたことから昔のような雰囲気はなくなってしまいましたが、大きな駐車場(90台くらい)、トイレ、シャワー、手すり付きの階段でエントリーできる、などで利便性が向上したことにより、いくつものショップが利用していて修学旅行生の団体などもシュノーケリングをしていたりするので、監視員はいませんが安心してシュノーケリング出来る場所でもあります。
ゴリラチョップの岩のあるビーチから150mくらいまで遠浅でして、この場所からだと西に向かってエントリーする形です。
施設にある手すり付きの階段からエントリーする場合は、南に向かってエントリーする形です。
ちなみに、ゴリラチョップの岩と手すり付きの階段の距離は、直線で100mくらいです。
どちらからエントリーしても、ほぼ同じエリアをシュノーケリングできます。
さて、このゴリラチョップですが、スズメダイ科、クマノミ亜科、カワハギ科などで何種類もの沖縄らしいお魚が見られたり、サンゴも枝サンゴ、テーブルサンゴ、ソフトコーラルなどが見られるので、とにかく盛りだくさんで楽しめます。
ダイビングだと浅場よりも先の深いところまで行きますが、シュノーケリングは陸から150mくらいまでのこの浅場で楽しむのがセオリーです。
ゴリラチョップの良いところは、とにかく見どころが盛りだくさんなところと、海況が安定しているところとシュノーケリングでも距離が近くて楽しめるところだと思います。
また、1年を通して人がいますし、ショップの人(ショップのスタッフガイド)たちも近くで泳いでいたりしますから、なにかトラブルがあっても助けてもらえる確率が高いというのもメリットです。通常、監視員のいないところだと予想外のトラブルが発生した場合に対処が遅れてしまいますが、周りに沢山の人がいれば対処してもらえる可能性が高まるのです。
無料(駐車場やトイレは無料。シャワーは有料)で楽しめる場所としては、とてもおすすめです。
子どもでも安心してシュノーケリングを楽しめますが、もちろんしっかりと安全対策をしましょう。
必ずライフジャケットかウエットスーツを着用し、手袋をつけたり、出来ればマリンシューズも履いてください。
海洋生物が盛りだくさんということは、危険生物もいるということです。
ウニの仲間で、長ーい針が特徴のガンガゼとかだと、ウエットスーツやマリンシューズを針が貫通してしまいますが、それでも着用しているのといないのとでは違ってきますし、クラゲなどに直接肌が触れないようにするためにも出来るだけ肌の露出は少ない方が良いのです。
子どもを含めた家族で楽しむ場所としても、大人同士で楽しむ場所としても、利便性や安全性で考えるとおすすめの場所です。
ちなみに。ウミガメに会うのはかなり難しい場所です。
〒901-2223
沖縄県宜野湾市大山6-2-11
TEL 050-7109-3508
【集合場所】
宜野湾港マリーナ
沖縄県宜野湾市真志喜4-4-1